山奥は神の領域なので、人は立ち入ってはいけない

大学生の頃の話です。友達の家に遊びに行った後、帰りに中型バイクで真っ暗な中を帰っていました。兵庫県の姫路の方で当時はあまり街灯もありませんでした。標識に従って進んでいたはずだったのですが、疲れていたのかいつの間にかバイパスを逸れて脇道に入って行ってしまいました。初めは間違えた気がするけれど、とりあえず進んでいたらどこか道に出るだろうと思いどんどん進んでいきました。

しかし、周りがだんだん山の中のような景色になってきてこのまま通り抜ければ他の道に出れそうだったのですが雰囲気がおかしなような気がして早くこの道を抜けたい一心で進んでいきました。

先の方に人影が見えて、「なんだか嫌だな」と思いながらも一本道なので進まないわけにも行かず進んでいきました。人が2人いたのですが、決して私には顔を見せないような感じで手で顔を覆っていました。

それが不気味でより一層怖くなり、あまり周りを見ないように進んでいきました。さらに先に進むといかにも幽霊といった女の人が立っており、今までそんなもの見たことが無かったので驚きました。

早く通り過ぎるしかないと思い何も起こらないのを願いながら横を通るとその女の人はけたたましく高い笑い声を突然あげました。怖くて怖くて無我夢中で道を進みましたが、だいぶ進んだところでいつのまにか明るい通りに出ていました。

山の奥のエリアは神聖で入ってはいけないところなんだなと改めて感じた体験でした。

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